ICL手術|奥田眼科|瓢箪山診療所|東大阪市瓢箪山駅にある眼科

〒579-8045大阪府東大阪市本町15-12
072-983-6252
ヘッダー画像

ICL手術

ICL手術|奥田眼科|瓢箪山診療所|東大阪市瓢箪山駅にある眼科

ICLとは

ICLとは

ICL(Implantable Collamer Lens)は、角膜を削ることなく、目の中に小さなレンズを挿入して近視・遠視・乱視を矯正する視力矯正手術です。手術では、折り畳まれたレンズを小さな切開から挿入し、虹彩と水晶体の間に固定します。目の構造を大きく変えることなく視力を改善できる点が大きな特長です。

このレンズは「有水晶体眼内レンズ」や「フェイキックIOL」とも呼ばれ、生体適合性の高い親水性素材「コラマー(Collamer)」でできています。コラマーはコラーゲンを含み、眼内で異物として認識されにくい柔らかな素材のため、目に優しい設計となっています。

ICLは、必要に応じて取り出すことも可能で、将来的な柔軟性にも配慮された治療法です。日本では2010年2月に厚生労働省より高度医療機器として承認されています。

このような方にICLは適しています

  • 21才以上(45才位までが望ましい)
  • 前房深度2.8mm以上
  • 角膜内細胞2000/mm²以上
  • 近視が強い方

ICL治療が適さない方

  • 眼の病気がある方(白内障・緑内障・網膜疾患・角膜疾患など)
  • 妊娠中または授乳中の方
  • その他、全身的・眼科疾患を伴うことなどを理由として医師が不適当と判断した場合

女性の専門医在籍

眼内手術に熟練したICL認定医が手術を担当

ICL手術は、白内障手術とよく似た術式であり、眼内での精密な操作が必要なため、眼内の手術に熟練した医師が望ましいです。
当院では、これまでに累計5千件以上の白内障手術を担当している、ICL認定医の宮本院長が全て執刀します。

ICLの特徴

1.取り出すことも可能な
「永久コンタクトレンズ」

目の中に入れるレンズは、厚生労働省にも認可されている生体適合性が高い素材で、半永久的に使用可能です。汚れることが無いため、メンテナンスも不用。
レンズは、必要に応じて取り出して、元の状態に戻すことが可能という点も、大きなメリットです。

2.手術時の痛みがほとんどない

手術時間が短く、傷口もおよそ3mmと小さいため、痛みはほとんど感じることはありません。また、安心して手術を受けてもらえるように、しっかりと局所麻酔を行います。

3.角膜を削らないため、
見え方の質が高い

レーシックだと、角膜を削るため見え方の質が落ちますが、ICLは角膜を削る必要がないため、コントラストが良好な見え方を得られます。

4.メンテナンス不要のレンズ

ICLは眼内に固定されるため、洗浄や交換が不要です。ゴロつきや汚れの心配もありません。

5.ドライアイのリスク軽減

角膜へのダメージが少ないため、手術後のドライアイ発症リスクが低くなります。
※ただし、もともとのドライアイが改善するわけではありません。

6.近視の戻りがない安定した視力

ICLは強度近視の方でも、手術後に近視が戻る心配がほとんどありません。

7.広い適応範囲

強度近視や角膜が薄い方でも受けられる手術です。レーシックが適応外の方にも対応可能です。

8.紫外線の保護

レンズには紫外線吸収剤が含まれており、目を紫外線A波・B波から守ります。(ただし、サングラスの代わりにはなりません)

9.取り外し可能な安心設計

必要に応じてレンズの取り外しや交換が可能です。度数の変化や新しい治療法にも対応できます。

10.手術後の回復が早く、
仕事復帰も早い

ICL手術後は、翌日よりほとんどの方が良好な視力に回復しています。そのため、仕事復帰も早く、日常生活に大きな制限がありません。
※激しい運動や力仕事は一部制限があります。

当院のICLの手術へのこだわり・特徴

手術機器

安全性の高い最新の医療機器を使用。

ICL手術には、白内障手術にも用いられるAlcon社の「CENTURION®VISION SYSTEM」を使用

麻酔イメージ

痛みの少ない麻酔管理

できる限り痛みのないように、手術時は、点眼麻酔だけでなく、前房麻酔を併用します。前房麻酔自体にも痛みはないため、麻酔による負担も心配ありません。

手術室イメージ

徹底した感染予防・衛生管理

手術時の消毒としては、イソジン原液、結膜嚢内はイソジン8倍希釈液、さらに抗菌点眼剤を使用しており、術中感染を起こさないよう細心の注意を払っています。
手術器具も可能な限り使い捨ての器具を使用。
それ以外は、超音波洗浄機で洗浄し、オートクレーブ高圧高温消毒を行っております。

見え方の質を追求した乱視矯正

見え方の質を追求した乱視矯正

乱視矯正のために、手術中の乱視軸ガイダンス(レンズ位置の微調整)ができるAlcon社の「ARGOS」と「VERION」を導入。
乱視用レンズのズレが起きにくい、縦向き固定の術式を採用。乱視をしっかり矯正することで、より良い裸眼視力が期待できます。

平日の夜診帯や、土曜日にも術前検査が可能

平日の夜診帯や、土曜日にも術前検査が可能

術前検査は、仕事帰りの時間や土曜日に受けやすいよう、予約枠を増大。
*1回目の術前検査は、院長の診察の時間帯に限ります。

ICL手術のメリット・デメリット

ICLのメリット

高い視力矯正効果

術後の視力回復が早く、安定した視界を実現します。

角膜を削らない非破壊的な手術

角膜の構造を保護しながら視力を矯正します。

取り外しが可能

必要に応じてレンズを取り外せるため、柔軟な対応が可能です。

快適な視界の維持

ドライアイのリスクが少なく、長期間快適な見え方が続きます。

近視・乱視の矯正対応

強度の近視だけでなく、乱視にも対応しています。

幅広い適応範囲

レーシックが適応外だった方でも治療が受けられます。

合併症の少なさ

術後のハローやグレアが少なく、安定した視界が得られます。

視力の安定性

レーシックに比べて、近視の戻りが少なく長期間安定します。

紫外線カット機能

レンズに紫外線カット機能があり、目を守ります。

早い回復と日帰り手術

翌日にはクリアな視界を取り戻し、日常生活に早く復帰できます。

日々のメンテナンス不要

一度手術を行えば、特別なケアは必要ありません。

ICLのデメリット

手術費用の高さ

レーシックに比べて費用が高くなる場合があります。

感染症や炎症のリスク

適切な術後ケアを行うことでリスクを抑えることができます。

適応条件がある

すべての方が受けられるわけではなく、事前の検査で適応の確認が必要です。

ICL手術の費用

レンズの画像

ホールICL

両眼
60万円

(税込価格)

  • ICLは自由診療で行われる治療です。
  • 度数に関係なく、片目30万と両眼で60万円となります。
  • 乱視の矯正が必要な場合は、片眼につき2万円の追加費用がかかります。
  • レンズの取り寄せには約1ヶ月ほどかかるため、スケジュールに余裕を持ってご準備ください。

ICL手術の長期的な費用比較

長期的な費用比較

コンタクトレンズとの比較

1Dayコンタクトレンズの場合、片眼1ヶ月あたり約3,000円、両眼で6,000円です。
年間で7万2千円、10年間で約72万円の費用がかかります。
一方、ICLは一度手術を受ければ、その後の手入れが不要で費用も手術時の一度きりです。

このような長期的なコストの安さとメンテナンス不要の手軽さが、ICLが選ばれる理由の一つです。

ICL手術の流れ

1

無料適応検査のご予約(15分程度)

公式LINE又はお電話でご予約が可能です。

ICLの適応

  • 年齢21歳以上の方
  • 前房深度2.8mm以上
  • 角膜内皮細胞2000/mm²以上
  • 視力が安定している方
  • 重篤な全身疾患や、コラーゲンアレルギーのない方

2

術前検査(1回目)

安全性や、手術の精度、術後の満足度をより高めるために最も重要になるのが、術前検査になります。
当院では国家資格を持つ視能訓練士が詳細な検査データを測定します。
その結果をもとに安全に手術が可能かどうかを判断します。

3

ICL専門医による診察

検査結果をもとに、患者さまそれぞれに最適なプランをご案内させていただきます。
疑問や不安なことがありましたらお気軽に医師にご相談ください。

4

術前検査(2回目)

検査結果の精度をより高めるために、再度視力検査を行います。

5

レンズのご用意

検査結果をもとに患者さまの目の状態に合わせた最適なレンズをご用意させていただきます。

6

術前点眼

手術3日前から、点眼を一日4回行います。

7

手術当日

  1. ステップ1のイラスト

    消毒と麻酔の目薬をした後で、目に3mmの小さな傷を作ります。

  2. ステップ2のイラスト

    折りたたんだレンズを目の中に入れます。

  3. ステップ3のイラスト

    レンズは目の中でゆっくり広がります。

  4. ステップ4のイラスト

    レンズを虹彩の後ろ側に挿入し、固定します。

8

術後通院

手術翌日、1週間後、1ヶ月後に検査の為ご来院いただきます。
それ以降は適宜相談となります。

ICLでよく聞かれるご質問

ICL手術とは何ですか?

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜を削らずに目の中にレンズを挿入することで視力を矯正する手術です。
レーシックと異なり、目の構造を大きく変えず、必要に応じて取り外しも可能な安心な治療法です。

ICLはどのような方に適していますか?

ICLは、強度近視、乱視、角膜が薄くレーシックが受けられなかった方に適しています。
また、ドライアイのリスクが少なく、色鮮やかな視界が得られるのも特長です。

ICL手術の痛みはありますか?

手術中は麻酔の点眼を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。
手術後に軽い違和感や充血が出る場合がありますが、時間とともに改善します。

ICL手術はどのくらいの時間がかかりますか?

片眼あたり約10〜15分で手術は完了します。準備や術後の経過観察を含めると、3〜4時間程度が目安です。

手術後、視力はいつ回復しますか?

手術後48時間程度で視力が急速に回復します。
個人差はありますが、翌日から日常生活に支障なく過ごせる方がほとんどです。

ICLのレンズは取り外し可能ですか?

取り外しは可能です。視力の変化や新しい治療法への対応が必要な場合、医師がレンズを安全に取り出すことができます。

術後に気をつけることはありますか?

術後1週間ほどは目を強くこすらないように注意してください。
また、定期検査を受けることで安全な経過を確認できます。

ドライアイのリスクはありますか?

ICLは角膜を削らないため、レーシックに比べてドライアイのリスクが少ないです。
ただし、もともとドライアイの方の症状が改善するわけではありません。

レンズが汚れたりズレたりしませんか?

眼内に固定されるため、日々の手入れやズレる心配はありません。快適な視界を長期間保てます。

追加費用はかかりますか?

ICLは自由診療となり両眼60万円(税込)です。
乱視矯正の場合、乱視片眼あたり2万円(税込)の追加費用がかかります。

Appointment

女性の専門医

適応検査から手術後のケアまで

患者様一人ひとりに合わせた
ICL治療をご提案します。

視力回復の新しい選択肢として、
まずはお気軽にご相談ください。

お電話でのご相談・ご予約を
ご希望の方はこちらから。

072-983-6252

LINEでのご相談・ご予約を
ご希望の方はこちらから。

line_qrコード

pagetopPAGETOP