まぶたが下がる「後天性眼瞼下垂」に点眼薬という新しい選択肢が登場しました(保険適用外)|奥田眼科瓢箪山診療所|東大阪市瓢箪山駅にある眼科

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医療コラム

まぶたが下がる「後天性眼瞼下垂」に点眼薬という新しい選択肢が登場しました(保険適用外)|奥田眼科瓢箪山診療所|東大阪市瓢箪山駅にある眼科

こんにちは、奥田眼科 学園前診療所です。

この記事でわかること

  • 後天性眼瞼下垂の症状と原因
  • これまで「手術のみ」だった治療に、点眼薬という選択肢が加わった背景
  • アップニーク®ミニ点眼液の仕組み・手術との違い(保険適用外)

この記事でわかること

「最近まぶたが重い」「視野の上の方が狭くなった気がする」「おでこに力を入れないと目が開かない」そういった変化に心当たりはありませんか。これらは後天性眼瞼下垂のサインである可能性があります。

後天性眼瞼下垂の治療に、日本初の点眼薬「アップニーク®ミニ」が2026年5月に登場しました。奈良市・学園前の奥田眼科が手術との違いをわかりやすく解説します。(保険適用外)

後天性眼瞼下垂とは?

後天性眼瞼下垂は、生まれつきではなく後天的な原因で上まぶたが下がってくる状態です。加齢によって挙筋腱膜(まぶたを引き上げる組織)がゆるむことが最も多い原因ですが、コンタクトレンズの長期使用による摩擦も原因のひとつとして知られています。

主な症状は以下の通りです。

  • 上方の視野が狭くなる
  • まぶたが重い・開けにくい
  • おでこやこめかみに力を入れる癖がつく(おでこにシワが出来る)
  • 肩こり・頭痛・慢性疲労感
  • 目が細い・眠そうに見えると言われる

後天性眼瞼下垂とは?

「年齢のせい」と放置されがちですが、症状が進むと日常生活への影響が大きくなります。

これまでの治療は「手術のみ」でした

日本では長年、後天性眼瞼下垂の治療は外科手術のみが選択肢でした。ゆるんだ挙筋腱膜を短縮・前転する手術は根本的な改善が期待できる治療であり、当院でも対応しています(2025年実績:眼瞼手術207件)。

一方で「メスを使うことへの抵抗がある」「症状は軽いが気になっている」という方にとっては、これまで選択肢がありませんでした。

日本初の点眼薬治療「アップニーク®ミニ」が登場(保険適用外)

2026年5月、参天製薬からアップニーク®ミニ点眼液0.1%(一般名:オキシメタゾリン塩酸塩)が発売されました。後天性眼瞼下垂を対象とした日本初の点眼薬です。

作用のしくみ

オキシメタゾリンは、上まぶたの挙上に関わるミュラー筋のα受容体に作用して収縮を促し、上まぶたを持ち上げます。用法は1日1回・1滴の点眼です。国内の第Ⅲ相臨床試験では、プラセボに対する優越性が確認されています(参天製薬プレスリリースより)。

手術との比較

比較項目 手術 アップニーク®ミニ(保険適用外)
効果の持続 恒久的な改善が期待できる 点眼継続中に効果が維持される
身体への負担 外科的処置が必要 目薬を点眼するだけ
費用 保険適用 保険適用外(自由診療・全額自己負担)

日本初の点眼薬治療「アップニーク®ミニ」が登場(保険適用外)

アップニーク®ミニは保険適用外(自由診療)です。費用についてはこちらから

すべての眼瞼下垂に対応できるわけではなく、症状の程度・原因・全身状態によって適応が異なります。「点眼薬が合うか、手術の方がよいか」は診察でご相談ください。

よくある質問

アップニーク®ミニは薬局で買えますか?
医療用医薬品のため、眼科クリニックでの処方・購入が必要です。保険適用外のため一般の処方箋による調剤薬局での取り扱いとは異なります。当院では2026年5月30日より取り扱いを開始しました。詳しくはお問い合わせください。
点眼をやめると元に戻りますか?
アップニーク®ミニはミュラー筋に作用して一時的にまぶたを持ち上げるものです。点眼の効果がなくなると(中止すると)元にもどります。根本的な改善を目指す場合は手術についてご説明します。
コンタクトレンズを使っていますが関係ありますか?
ハードコンタクトレンズの長期使用は後天性眼瞼下垂の原因になりうることが知られています。まぶたの変化が気になる場合は、一度眼科でご相談ください。

まとめ

後天性眼瞼下垂の治療に、手術に加えて点眼薬という選択肢が加わりました。「手術はまだ迷っている」「症状は軽いが改善したい」という方にとって、相談しやすい治療の幅が広がっています。ただし保険適用外(自由診療)であること、全ての方に適応するわけではないことをご理解ください。

まぶたの下がりや重さが気になる方は、お気軽に受診ください。当院では2026年5月30日よりアップニーク®ミニの取り扱いを開始しており、診察で状態を確認した上で点眼薬・手術それぞれの適応についてご説明します。

さらに詳しく知りたい方へ

当院での眼瞼下垂の手術に関する詳しい流れや、その他の原因・症状について、以下のページでも説明しています。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療を行うものではありません。症状には個人差があります。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
記事監修:奥田吉隆(日本眼科学会認定眼科専門医)

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